とうめいなたべものをさがしにいく

しゃしん・しぜん・たべもの・くらし・そのた雑記

ひるの雪よるの雪(0125)

ぐっと冷え込んだのを合図に、このほど雪が降って積もった。どこのニュースも、吹雪にぶたれて大きな声で叫ぶしかめ面のリポーターを映していた。わたしはというと前の日からわくわくがおさまらなくて、ふだんはとことん出不精なくせに我先にと買い物へ出た。

吐きそうなくらい寒かったけど、胸の中でうわうわきれいきれいと夢中で写真を撮った。
すれ違う人は大人も子どももカメラを持っていなくて、進行方向をまっすぐ見すえ黙々と歩いていた。吹雪にあおられながらトイプードルを散歩させているお姉さんが、何歩か進むたび立ち止まったりきょろきょろしたりするわたしを不審そうに見ていた。

心踊って、昼に雪見に出かけ、夜も雪見に出かけた。

ほんとうは夜の雪のほうがすき。いっそういつもと違うところにいるみたい!

空が薄暗くなってきたあたりに、車のヘッドライトの明かりの中でだけ白く浮かぶ雪降りがいちばんきれいだとおもう。街灯のまわりもきれい。

雪ってとてもわかりやすい。昨日まで見ていた景色がぜんぶ真っ白になるなんて、そんなわかりやすくわくわくすることってあるかな。雨はとうめいですぐ見えなくなるけど、雪はしばらく見えているからすごい。

翌日の夕方にはすっかり溶けていて、いつもの風景が自分の持ち場に戻るようにひっそりと帰ってきた。ひと夜だけのきらきらにあてられてまだぼうっとしているわたしは、また会える日をすでに焦がれて待っておるよ。雪は白いからいい。あんなにきれいなのに、冷たくておいしくないからいい。

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